ロビンへの追憶 | 01:36 |
『ロビンフッドの大冒険』というアニメが、小学生の時大好きでした。
NHKが製作し、BS11チャンネルの『衛星アニメ劇場』という枠内で何度か放送されたものです。
今日は、かなりマニアックな話。
当時、BSはまだ少し珍しいものでした。
加入している家庭もちらほらあったけれど、小学校のクラスメイトの中には中々このアニメの話題を語れる仲間がいませんでした。
小学校5年生の時同じクラスになって、とても仲良くなったKちゃんという女の子もこのアニメを観ていた事が判明しました。
弟以外でこのアニメについて語れたのは彼女が初めてでした。
中学に上がって、お小遣いが増えたので、
「小学生の頃は考えもしなかったけど、『ロビンフッド……』のビデオとかCDとかって販売されてないのかな?」
と思って探してみました。
CDが見つかりました。
早速取り寄せて、Kちゃんに見せました。
数年ぶりに聞くテーマソングはオープニングもエンディングも懐かしくて懐かしくて感動しました。
特にオープニングテーマが大好きだったんです。
高校1年の時、また『衛星アニメ劇場』で『ロビンフッド……』が再放送されました。
当時、BSをビデオに撮るのはうちのデッキでは難しかったので、電気屋さんの娘である友人に録画をお願いしました。
『衛星アニメ劇場』では番組の最後にイラストを募集していたので、葉書を2枚送りました。
2枚とも採用されました(*^0^*)
その時のビデオが、まだ残っています。
これ↑が1枚目。
これ↑が2枚目。
『アニメキャラに恋をしてしまったひと』の気持ちが、あたしには少しだけわかります。
一般的にはただ『オタク』と呼ばれてしまうのでしょうけれども……。
今までで1回だけ、小学生の頃に観たロビンだけ、それに似た感情を与えてくれました。
それが何だったのかはもうわかりません。
小学生の頃、自分と同い年くらいのロビンに対して、友達のような、兄弟のような、なんだか不思議な親近感を覚えたのですが、高校1年になって再放送を見てももうロビンは『子供』にしか見えなくなっていました。
同じものをみても、同じように感じられない。
歳を重ねるということはこういうことなんだなと、悲しくなったのを覚えています。
恋愛に賞味期限が存在するかもしれないように、昨日のお茶がすっぱいように、美味しいものは美味しいときにいただかなくてはいけませんね。
今でも美味しいけれど、あのときの味はこんなものではなかった。
あの色は確かに褪せてしまったのです。
25歳になって、ダイビングにハマりました。
ダイビングツアーで知り合って、知り合ったその日にすごく仲良くなったYちゃんという22歳の女の子と、ツアーの帰りの車の中でたまたま昔読んだ漫画の話をしました。
Yちゃんは渋谷109でバイトしていて、長身美人です。
アパレル販売員でギャル系のファッションを身にまとっていました。
まさか漫画やアニメの話を彼女とすることになるとは思っていませんでしたが、幼い頃読んでいた雑誌が共通していたので、驚くくらい話が合ったんですね。
その話の出たきっかけは忘れてしまいました。
そこで、
「これは知らないかなー。超マニアックなゲームなんだけど」
と彼女が提示してきたゲームをあたしは高校の友人と一緒にトライしたことがあったし、
「じゃあ、これは? 衛星アニメ劇場って知ってる?」
とあたしが提示した『ロビンフッドの大冒険』というアニメのことも彼女は知っていました。
「大好きだったの!」
彼女は興奮して言いました。
26歳になった時、夜のお仕事をしているNちゃんという友達が出来ました。
彼女とはどうして『古いアニメ』の話をしたのか、まるで覚えていません。
特別、漫画やアニメの趣味があったわけでもありません。
彼女が好きだったという漫画は読んだことはなかったし、あたしが好きだという漫画は彼女は嫌いだと答えました。
それなのに、『ロビンフッドの大冒険』のタイトルをあたしが出した途端、彼女は大げさなくらい歓声をあげたんです。
「あー! 知ってるの!? 大好きだったのー!! お姉ちゃんとしかロビンの話は出来ないと思ってたのに……!!」
そのとき彼女とパソコンでこのアニメを検索して、ちょうど今年DVDが発売されたことを知りました。
……DVDを買ってしまいました。
というわけで、最近はそのDVDを観ています。
全部で52話まであります。まぁまぁ長いです。
アニメのDVDを買うのは、スタジオジブリ以外ではこの『ロビンフッド』か『ここはグリーンウッド』(ずっと前に日記に書きましたが、やはり小学生頃大好きだったものです)しかありません。
現在は全くアニメを観ないし、DVD自体をあまり買いません。
でもロビンはどうしても見たかった。
鮮やかには思い出せないとわかっていても、小学生の頃のあの気持ちをもう1度感じてみたかったのです。
DVD BOXは上下巻で合わせて多分5〜6万くらいかかってます。
26歳になってやみくもに働いてる今だから買えたりするんだけど、お金じゃ買えないものを感じてしまう買い物でした。
弟もこのアニメは観ていましたが、このアニメについて最近こう語っていました。
「そういえばあのアニメは『ロリコンをとっちめる前編』と『ブラコンにとっちめられる後編』で構成されていたなぁ」
美しい思い出が汚された感じがしました(笑)。
その通りなんだけどさー。
そういう言い方はどうだろう。うん。変態アニメみたいでわないか。
mixi(ミクシィ)にも、『ロビンフッドの大冒険』のコミュがあったよ。
NHKが製作し、BS11チャンネルの『衛星アニメ劇場』という枠内で何度か放送されたものです。
今日は、かなりマニアックな話。
当時、BSはまだ少し珍しいものでした。
加入している家庭もちらほらあったけれど、小学校のクラスメイトの中には中々このアニメの話題を語れる仲間がいませんでした。
小学校5年生の時同じクラスになって、とても仲良くなったKちゃんという女の子もこのアニメを観ていた事が判明しました。
弟以外でこのアニメについて語れたのは彼女が初めてでした。
中学に上がって、お小遣いが増えたので、
「小学生の頃は考えもしなかったけど、『ロビンフッド……』のビデオとかCDとかって販売されてないのかな?」
と思って探してみました。
CDが見つかりました。
早速取り寄せて、Kちゃんに見せました。
数年ぶりに聞くテーマソングはオープニングもエンディングも懐かしくて懐かしくて感動しました。
特にオープニングテーマが大好きだったんです。
高校1年の時、また『衛星アニメ劇場』で『ロビンフッド……』が再放送されました。
当時、BSをビデオに撮るのはうちのデッキでは難しかったので、電気屋さんの娘である友人に録画をお願いしました。
『衛星アニメ劇場』では番組の最後にイラストを募集していたので、葉書を2枚送りました。
2枚とも採用されました(*^0^*)
その時のビデオが、まだ残っています。
これ↑が1枚目。
これ↑が2枚目。
『アニメキャラに恋をしてしまったひと』の気持ちが、あたしには少しだけわかります。
一般的にはただ『オタク』と呼ばれてしまうのでしょうけれども……。
今までで1回だけ、小学生の頃に観たロビンだけ、それに似た感情を与えてくれました。
それが何だったのかはもうわかりません。
小学生の頃、自分と同い年くらいのロビンに対して、友達のような、兄弟のような、なんだか不思議な親近感を覚えたのですが、高校1年になって再放送を見てももうロビンは『子供』にしか見えなくなっていました。
同じものをみても、同じように感じられない。
歳を重ねるということはこういうことなんだなと、悲しくなったのを覚えています。
恋愛に賞味期限が存在するかもしれないように、昨日のお茶がすっぱいように、美味しいものは美味しいときにいただかなくてはいけませんね。
今でも美味しいけれど、あのときの味はこんなものではなかった。
あの色は確かに褪せてしまったのです。
25歳になって、ダイビングにハマりました。
ダイビングツアーで知り合って、知り合ったその日にすごく仲良くなったYちゃんという22歳の女の子と、ツアーの帰りの車の中でたまたま昔読んだ漫画の話をしました。
Yちゃんは渋谷109でバイトしていて、長身美人です。
アパレル販売員でギャル系のファッションを身にまとっていました。
まさか漫画やアニメの話を彼女とすることになるとは思っていませんでしたが、幼い頃読んでいた雑誌が共通していたので、驚くくらい話が合ったんですね。
その話の出たきっかけは忘れてしまいました。
そこで、
「これは知らないかなー。超マニアックなゲームなんだけど」
と彼女が提示してきたゲームをあたしは高校の友人と一緒にトライしたことがあったし、
「じゃあ、これは? 衛星アニメ劇場って知ってる?」
とあたしが提示した『ロビンフッドの大冒険』というアニメのことも彼女は知っていました。
「大好きだったの!」
彼女は興奮して言いました。
26歳になった時、夜のお仕事をしているNちゃんという友達が出来ました。
彼女とはどうして『古いアニメ』の話をしたのか、まるで覚えていません。
特別、漫画やアニメの趣味があったわけでもありません。
彼女が好きだったという漫画は読んだことはなかったし、あたしが好きだという漫画は彼女は嫌いだと答えました。
それなのに、『ロビンフッドの大冒険』のタイトルをあたしが出した途端、彼女は大げさなくらい歓声をあげたんです。
「あー! 知ってるの!? 大好きだったのー!! お姉ちゃんとしかロビンの話は出来ないと思ってたのに……!!」
そのとき彼女とパソコンでこのアニメを検索して、ちょうど今年DVDが発売されたことを知りました。
……DVDを買ってしまいました。
というわけで、最近はそのDVDを観ています。
全部で52話まであります。まぁまぁ長いです。
アニメのDVDを買うのは、スタジオジブリ以外ではこの『ロビンフッド』か『ここはグリーンウッド』(ずっと前に日記に書きましたが、やはり小学生頃大好きだったものです)しかありません。
現在は全くアニメを観ないし、DVD自体をあまり買いません。
でもロビンはどうしても見たかった。
鮮やかには思い出せないとわかっていても、小学生の頃のあの気持ちをもう1度感じてみたかったのです。
DVD BOXは上下巻で合わせて多分5〜6万くらいかかってます。
26歳になってやみくもに働いてる今だから買えたりするんだけど、お金じゃ買えないものを感じてしまう買い物でした。
弟もこのアニメは観ていましたが、このアニメについて最近こう語っていました。
「そういえばあのアニメは『ロリコンをとっちめる前編』と『ブラコンにとっちめられる後編』で構成されていたなぁ」
美しい思い出が汚された感じがしました(笑)。
その通りなんだけどさー。
そういう言い方はどうだろう。うん。変態アニメみたいでわないか。
mixi(ミクシィ)にも、『ロビンフッドの大冒険』のコミュがあったよ。
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